暮しの手帖♪わくわく ― 2016/07/15
NHKの朝ドラ、とと姉ちゃんが手に持っているのは?

『暮しの手帖』 第一号 !!!
その暮しの手帖社の名物編集者として活躍した天才、花森安治さん(唐沢寿明さん演ずる花山伊佐次)と藤城清治さんの出会いに関するエピソードは、ファンなら誰しも知っていることですが。。今更ながらに、ヒトとヒトの出会いって本当にすごい!!と思います。

花森さんから、「今度、新しい雑誌を出すから、お前も手伝えよ」と誘われた藤城さんは、創刊の第1号に「ピータァ・パン」という人形劇を掲載しています。当時、藤城さんは、会社勤めをしながら人形と影絵の劇団をやっておられたそうです。

その後、毎号、影絵が掲載されるようになった逸話は、本当に感動モノです。当時、終戦からまだ数年しか経っておらず、電力が安定しておらず、打ち合わせ中に停電になったそうです。それで、ろうそくに火をともして、藤城さんが影絵の話をしたのがきっかけで「それは面白い。今度は影絵を載せよう」と花森さんが言い出したんだそうです。
この暮しの手帖の表紙を飾るお洒落なイラストは、編集者である花森さんが、創刊から亡くなられるまで毎号ご自身で描かれたそうですが、以前に代官山のTSUTAYAでバックナンバーを拝見して、表紙も中身も本当に素晴らしい雑誌だと感動しました。古くて新しいもの!戦後の激動の時代に、このような雑誌を創刊された熱い想いが詰まっていて、魂が震えます。
才能あるヒトと才能あるヒトは出会うようになってるんですね?そして、その先に素晴らしい世界が繋がり、広がっているんですね。

奈良の影絵展を終えられたばかりの藤城清治さん♡今日からまた新しい展示会がスタートします。銀座教文館にて7月15日〜10月13日
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