家紋あれこれ♪ ― 2018/04/21
五月人形飾りをご要望頂いた方には、必ず家紋をお伺いしています。最近は、自分の家の家紋は何だったっけ?とご存知ない方も多いのですが、先祖代々古くから伝わってきた大切な印♡先祖の家柄やルーツがわかったりもします。古くから今日まで息づいている日本固有の文化ですね。

今まで作らせてもらったもののうち、これらは一部ですが、よく見かける葵の御紋や五三の桐以外にも、珍しい家紋がいっぱいあります。
家紋の起源は古く平安時代後期にまで遡るそうです。奈良時代から装飾目的に様々な文様が描かれていたらしいですが、平安時代になると視覚的な美しさだけではなく、貴族が固有の目印として使うようになってきたとか。。。また、源平合戦のころから、武家が自己顕示のために固有の図柄を旗幕などにあしらったそうです。
この五月人形の家紋は「丸に下がり藤」です。
藤原氏や黒田勘兵衛などもこの家紋を使っていたらしいです。

この節句飾りは、今から6年前、LUNA SEAの真矢さんからご依頼があって作らせて頂いたものです。ミニチュアが大好きな真矢さんがブログで紹介して下さっています。真矢さんのブログ