ちいさなちいさな王様♡わくわく2014/02/05

   アクセル・ハッケ作の「ちいさなちいさな王様」

ある日、人差し指サイズの太った王様が主人公の「僕」の家に現れたという設定で、王様は、自分の世界では年を重ねるにつれ体が少しずつ小さくなり、次第に物事も忘れていってしまうと話し、互いの暮らす世界について語り合う。大人になって行くに連れ、夢を失い、大切なことも見えなくなっていく。。そんな哲学的な内容のストーリーです。


数年前にこの絵本に出会い、とても感動したのを覚えています。

たまたまテレビで、この本が話題になっていると知りました。
STAP細胞で騒がれている小保方さんが、中二の時、この本に出会い、人間の生命について高い関心を抱いたのだそうです。現実を知るほど自身の夢や心の世界が小さくなっていくことが受け入れられず「大人になりたくない」と考えていたが、小さな王様によって「夢があるから現実が見られるのだという事を教えられたような気がした」。さらに「永遠の命を持つことは、死よりも恐ろしい事だと思う。生きていることのすばらしさを忘れてしまうと思うからだ」と。。。なんと素晴らしい!当時、県の読書感想文コンクールで最優秀を受賞したそうです。

今話題のこの絵本はAmazonでベスト1位!入手困難な様子(≧∇≦)

その絵本が数年前から我が家の本棚にあるのは、なんか嬉しい(((o(*゚▽゚*)o)))