鏡に照らして白髪を見る想い^^; ― 2015/05/15
実家の床の間に、父が書いた掛け軸がかけてありました。
これは張九齢の漢詩「照鏡見白髪」だそうです。
蹉タ白髪年
誰知明鏡裏
形影自相憐
鏡に照らして白髪を見る
宿昔 青雲の志
蹉タたり 白髪の年
誰か知らん 明鏡の裏
形影 自ずから相憐れまんとは
宿昔 青雲の志
蹉タたり 白髪の年
誰か知らん 明鏡の裏
形影 自ずから相憐れまんとは
「若いころは名をあげ出世してやろうと大きな志を抱いていたが、その志が満たされぬまま年老いてしまった。いま鏡に映る自分をみて、自分自身を憐れむようになるとは思いもよらなかったことである」という意味のようです。
この言葉を社会人になったばかりの孫たちへ伝えて欲しいと^^;
今まで無我夢中で生きてきて、まだまだ若いと思っていたら、こんな年齢になっていた。人生は長いようであっという間だから、一日一日を大切に生きなさいよ♡と、いうメッセージが込められているのでしょう♡