蚊取りブタ♪わくわく2016/07/15

季節を愉しむ♪
夏の風物詩のひとつ!蚊取り線香〜蚊取りブタ
夏にはこの蚊取り線香が必須でした。今はマンションの高層階なので、滅多に蚊に刺されることはないのですが、実家に帰省した際には、未だにお世話になっています。
子どものころ、夜には、和室に蚊帳を吊るして、団扇でパタパタと仰ぎながら出入りした思い出があります。なんだかキャンプをしているようで楽しかったな(笑)

そうそう!どうして蚊取り線香と言えば。。蚊取りブタが有名なのか?何故ブタ?
調べてみました(^^)/


諸説あり、江戸時代末期発祥説もあるのですが。。。
昭和20年代以降の発祥説としては、愛知の常滑が発祥とされています。養豚業者がブタに止まる蚊に困り、土管の中に蚊取り線香を入れて使っていたが、口が広すぎると煙が拡散するため、少しずつ口を縮めていくうちに形がブタ似てしまった。せっかくなので、ブタの形にして常滑焼のお土産として生産するようになったらしいです。

暮しの手帖♪わくわく2016/07/15

NHKの朝ドラ、とと姉ちゃんが手に持っているのは?

『暮しの手帖』 第一号 !!!


その暮しの手帖社の名物編集者として活躍した天才、花森安治さん(唐沢寿明さん演ずる花山伊佐次)と藤城清治さんの出会いに関するエピソードは、ファンなら誰しも知っていることですが。。今更ながらに、ヒトとヒトの出会いって本当にすごい!!と思います。

花森さんから、「今度、新しい雑誌を出すから、お前も手伝えよ」と誘われた藤城さんは、創刊の第1号に「ピータァ・パン」という人形劇を掲載しています。当時、藤城さんは、会社勤めをしながら人形と影絵の劇団をやっておられたそうです。
その後、毎号、影絵が掲載されるようになった逸話は、本当に感動モノです。当時、終戦からまだ数年しか経っておらず、電力が安定しておらず、打ち合わせ中に停電になったそうです。それで、ろうそくに火をともして、藤城さんが影絵の話をしたのがきっかけで「それは面白い。今度は影絵を載せよう」と花森さんが言い出したんだそうです。


この暮しの手帖の表紙を飾るお洒落なイラストは、編集者である花森さんが、創刊から亡くなられるまで毎号ご自身で描かれたそうですが、以前に代官山のTSUTAYAでバックナンバーを拝見して、表紙も中身も本当に素晴らしい雑誌だと感動しました。古くて新しいもの!戦後の激動の時代に、このような雑誌を創刊された熱い想いが詰まっていて、魂が震えます。



才能あるヒトと才能あるヒトは出会うようになってるんですね?そして、その先に素晴らしい世界が繋がり、広がっているんですね。

奈良の影絵展を終えられたばかりの藤城清治さん♡今日からまた新しい展示会がスタートします。銀座教文館にて7月15日〜10月13日