光と影は幸せをよぶ♪2016/09/26

現在、銀座教文館にて開催されている藤城清治影絵展『光と影は幸せをよぶ』
今年の4月、奈良展開催時に92歳になられた藤城先生。
ますます創作意欲を燃やされ。。。文字通り命がけの展覧会を開催中です。この銀座教文館は10月13日までですが、富山展(9月16日〜11月13日)も同時開催されています。
戦後70年にわたり、光と影でメルヘンを描いてきた藤城先生。ここ数年は、様々な病に悩まされながらも、平和への尊い祈りを作品に込められてます。


NHKドキュメンタリー番組NEXT未来のために『光と影で描く戦争の記憶』でも紹介された作品『平和の世界へ』自らも死を覚悟しながら、「特攻」出撃していく仲間を見送り続けた記憶。「特攻」で散った友人を思いながら、知覧に足を運び創作された作品です。



九十九里浜旧香取海軍航空基地は、藤城先生ご自身が駐屯された地。零戦を赤トンボとして描かれ、先生の分身である小人がいます。広島の原爆ドームの作品のように、戦争の深い悲しみを乗り越え、平和への祈り、希望の光が注がれています。